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マレーシアにおけるヒンドゥー教の重要な祭典、タイプーサム(Thaipusam)がいよいよ週明けの2月11日にやってくる。
マレーシアの一部の州で祝日となっており、クアラルンプール、プトラジャヤ、ジョホール、ヌゲリ・スンビラン、ペラ、ペナン、セランゴールの各州で祝日となる。
一方、他の州では通常の平日として扱われている。
タイプーサムはヒンドゥー教の神であるムルガン神(スブラマニア神)を称える祭典で、主にタミル系ヒンドゥー教徒の間で祝われる宗教行事である。
マレーシアではクアラルンプールのバトゥ洞窟、ペナン、イポーなどで大規模な巡行が行われ、多くの信者が断食や苦行を通じて祈りを捧げる。
祭りの期間中、バトゥ洞窟周辺では大規模な交通規制が実施され、渋滞や通行止めが発生することが予想される。
公共交通機関の利用が推奨されるが、電車やバスも混雑が予想されるため、時間に余裕を持って行動したい。
なお、バトゥ洞窟に向かう電車を運行するマレーシア国鉄(KTM)は前後の日を含めて、運賃を無料にする施策を行うことになった。
バトゥ洞窟は宗教的な聖地であるため、訪問時の服装には注意が必要である。
肩や膝を覆う服装が望ましく、派手すぎる格好は避けるべきである。
洞窟内やその周辺には階段や不整地が多いため、歩きやすい靴を選ぶことが推奨される。
また、日中の気温は高くなるため、帽子や日焼け止めを持参し、適切に水分補給を行うことが重要だ。
また、苦行の一環として自身の体に針やフックを刺す参加者もいるため、そのような光景に不安を感じる場合は事前に心の準備をしておくことが望ましい。
タイプーサムはヒンドゥー教徒にとって神聖な行事であり、見学の際には文化的配慮を忘れてはならない。
写真撮影を行う際は、礼儀を持って行動し、特に苦行を行っている人々や祈りを捧げている人々を撮影する場合は許可を得るべきである。
大声での会話や騒ぐことは慎み、祭りの厳粛な雰囲気を尊重することが求められる。