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トレンガヌ州で22年ぶりに映画館開業

トレンガヌ州で22年ぶりに映画館開業

2017.02.28 政治・社会
トレンガヌ州クアラ・トレンガヌ市で22年ぶりに映画館が2月末に開業する。野党の全マレーシア・イスラーム政党(PAS)が州の政権を奪取した後の1995年に当時の政権は、イスラーム教の教えに反するとして当時あった映画館を廃業させていた。
復活する映画館は、商業施設「パヤ・ブンガ・セントラル」の5階分に入居するLFSシネマ。約1700人収容できる。国内で映画館25店舗をもつロータス・ファイヴスター・シネマ社が運営する。同社はタミール語映画の配給を得意としているが、マレー語や英語、中国語の映画も上映する。
今回、映画館が復活したのは、同州の観光プロモーション「ビジット・ビューティフル・トレンガヌ2017」の一環。同州議会は2004年に与党・国民戦線(BN)が政権を握ったが、これまでも映画館の設置はペンディングされていた。
これに伴い、国内で映画館がない州はクランタン州とペルリス州となる。クランタン州は昨年から映画館設置に向けた動きがあり、年内に設置される可能性がある。(Mtown)
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