航空管制センターで停電 KLIAの43便が遅延
2016.10.28 政治・社会スランゴール州スバンにある航空管制センターで18日午後、一時間以上にわたり停電が発生した。これに伴い、安全のため、クアラルンプール国際空港(KLIA)で43便のほか、ペナンやクダ州のランカウィとアロー・スターの各空港でも遅延する便が出た。
民間航空局(DCA)の説明によると、スバン空港内の電線に何らかの支障が発生し、同センターにも電力供給がストップ。代替の発電設備を稼働させたが、こちらも動かなかったという。このため、KLIAとの間の無線とレーダーの送受信が使えなくなった。代替の無線などを使用したため、KLIAのほとんどの離発着に支障はなかったものの、安全確保のため、一部の便を遅延させたと説明し、DCAは謝罪した。(Mtown)