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エアアジア機内で爆弾騒ぎ、乗客を逮捕

2016.08.12 政治・社会
クアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA2)で2日早朝、離陸直前のエアアジア機内で爆弾騒ぎがあった。乗客の76歳の男性が「爆弾がある」と発したため、ほかに飛行機がない場所に移動し、乗客を避難させた。爆弾処理班が出動したが、爆弾は見つからなかった。   この便はインドネシアのバンダ・アチェ行きのフライト(乗客乗員129人)で、乗客の1人がインドネシア語で発したのを乗務員が聞き、機長に報告。機長は管制塔に通報し、その後警察が機内を捜索した。   「爆弾」と発した乗客はその後、空港内の警察施設に連行され、刑法第506条の脅迫罪で逮捕された。乗務員が説明したライフジャケットなどが近くの席に置かれ、この乗客の隣で寝ていた友人を起こして、これを「爆弾だ」と指摘したという。   警察によると、KLIA全体で今年1~5月までに冗談で「爆弾」と言って逮捕された件数が8件に上る。昨年は7件で、すでにこれを上回っている数字だ。 警察は公共施設や機内で「爆弾」のような「敏感な言葉」を安易に発するべきではないと改めて呼び掛けた。 なお、同フライトは約7時間遅れてでバンダ・アチェに出発した。(Mtown)
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