ホームマレーシアニュースサバ州高官2人を汚職容疑で逮捕 5200万リンギ超の現金を押収
サバ州高官2人を汚職容疑で逮捕  5200万リンギ超の現金を押収

サバ州高官2人を汚職容疑で逮捕 5200万リンギ超の現金を押収

2016.10.19 政治・社会
反汚職委員会(MACC)は4日、サバ州の現職の水道局局長と副局長の2人を汚職容疑で逮捕した。高官2人の事務所や自宅などから隠されていた合計5200万リンギ(約13億円)の現金が押収された。現金として押収された金額は過去最高。MACCはこの現金を賄賂の金だったとみている。容疑者の氏名は明らかにされていない。
両高官はインフラ整備や建設事業を管轄する局を担当。2010年から33億リンギ以上の事業を管轄していた。両高官は事業を主に親族に発注していたもよう。これに関連して、親族1人と会計士も逮捕した。
自宅などを家宅捜査した際に金庫が6つ発見され、それぞれ250万リンギの現金が入っていた。このほか、高級車や宝石、土地の権原証127枚なども押収した。MACCは2300万リンギが預金されていた個人口座や3700万リンギが入った容疑者が関与していた会社名義の口座も凍結。MACCが押収した総額は1億1200万リンギに達し、こちらも過去最高額とみられる。このほかにも容疑者らは周辺国の銀行口座に多額の預金をしているとみて、容疑者らを追及している。(Mtown)
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