クランタン州の鳥インフル さらに拡大
2017.04.06 政治・社会クランタン州獣医サービス局は18日、17日現在で州内6郡28地区の家畜にH5N1型鳥インフルエンザの感染が拡大したことを明らかにした。17日現在で家畜鳥類3万羽超を殺処分し、約1万1000個の卵を処理した。
同州内でも州都コタバルでの感染数が最多で14地区。続いてパシール・マス郡で6地区、トゥンパット郡で3地区。そのほかタナー・メラ郡やバチョック郡でも感染が確認されている。
同州の鳥インフルエンザの感染は6日に確認。その後、州内各地に飛び火し、事態が深刻と州政府は宣言した。これまで人間に感染したとの報告は報道されていないが、同州や各州も警戒を強めている。
また、日本の農水省はすでに9日にマレーシアからの家きん肉の輸入停止措置を出した一方、中国政府も19日までにツバメの巣の暫定的な輸入停止措置を講じた。(Mtown)