ディズニー映画「美女と野獣」 公開を無期延期
2017.04.05 政治・社会映画配給のウォルト・ディズニー社は14日、16日に公開予定だった米国のディズニー映画「美女と野獣」の公開を無期延期にすることを発表した。
同映画ではゲイのキャラクターであるル・フウが登場することから、これが当局の検閲にひっかっかった。マレーシア映画検閲委員会は同性愛シーンをカットすることで公開を認めたが、13歳未満には不適切として「PG―13」指定とすることにした。カットのシーンは一シーンのみでそれも数秒だったようだ。
同社は「映画のシーンのカットは認めない」と語り、マレーシアではこのまま公開されないもようだ。
同映画はロシアでも同性愛を非難する一部の下院議員が上映禁止を訴えたと同時に米国のアラバマ州の一部でも公開しないとし、物議を醸し出している。(Mtown)