クランタン州の鳥インフルが拡大
2017.04.05 政治・社会クランタン州政府は15日、6日に発見されたH5N1型鳥インフルエンザが拡大し、緊急事態宣言を発令した。
6日にコタバル市内で発生した後、予防対策を講じたにもかかわらず、パシール・マス郡でも鳥インフルエンザにかかったニワトリを発見。その後もバチョク郡やパシール・プテ郡、カンプン・ドゥスン・ドゥリアン郡、カンプン・ブキ・ムルバウ郡の4地域にも拡大し、コタバル市内では18村が被害を受けている。15日までに家畜類2万3000羽強を殺処分とし、卵881個も処分。消毒剤の散布など129カ所で行った。
これまで人間に感染したとの報告は報道されていない。同州政府は感染経路を調査しているが、動物の密輸で広まった可能性もあるとしている。(Mtown)