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ジョホール州人工島で開発の住宅 中国人購入者が苦境に
ジョホール州人工島で開発の住宅 中国人購入者が苦境に
2017.04.14
政治・社会
ジョホール州沖合の人工島で建設中の住宅「フォレスト・シティー」を購入した中国人が苦境に陥っている。中国政府が昨年末、導入した資本規制で、購入資金の中国からの移転ができず、購入を取りやめれば購入価格の30%をペナルティーとして開発業者のカントリー・ガーデン・パシフィック・ビュー(CGPV)に支払わなければならないからだ。
CGPVは中国の不動産開発業者、碧桂園とマレーシアのエスプラネード・ダンガ88の合弁会社で、数千戸を販売した。
中国から送金ができないため、購入取りやめと頭金(購入価格の10%)の払い戻しをCGPVに求めたところ、30%の罰金のことを知ったという購入者が契約を不当と主張している。購入者の70%は中国本土の出身者。
広東省出身のビッキー・ウーさんは59平方メートルの集合住宅を約69万リンギで購入した。頭金の払い戻しを求めたところ拒否された。払い戻しを拒否された購入者は50人ほどおり、購入の際、中国語の契約書しかなく、細かな契約内容を認識しなかったと不満を述べている。(4月6日号)
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