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マレーシア、北朝鮮と協議 双方の出国禁止解除

マレーシア、北朝鮮と協議 双方の出国禁止解除

2017.04.05 政治・社会
【クアラルンプール共同】マレーシアのザヒド副首相は13日、金正男氏殺害事件を巡り、マレーシアと北朝鮮の双方が自国にいる相手国国民の出国を禁止した措置の解除などについて協議していると明らかにした。公式協議かどうかは不明。マレーシアのアニファ外相は11日、事態打開に向けて数日中に北朝鮮と協議を開始する意向を示していた。
副首相は「北朝鮮と現在、協議している。(北朝鮮に足止めされている大使館員ら)計9人のマレーシア人の安全が最優先だ」と述べた。
副首相によると、マレーシアには現在、北朝鮮国民が315人いる。ボルネオ島サラワク州には労働許可の期限が切れている北朝鮮人労働者がいるとし、身柄を拘束するか、北朝鮮に送還するか、近く対応を決定するとした。
正男氏の遺体搬送に関しては、いまだに親族から引き取りの申し出がないと述べた。スブラマニアム保健相も13日、親族からの申し出を待つと改めて強調した。
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北朝鮮へ遺体搬送の選択も マレーシア方針に親族同意
金正男氏の遺体を防腐措置 さらなる長期間に備え

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