レダン島のビーチ 油投棄で汚染
2017.05.29 政治・社会トレンガヌ州レダン島のロング・ビーチで14日、何者かが油を不法に投棄し、ビーチが真っ黒になる事件が起きた。ビーチ付近の宿泊施設などが当局に通報してわかった。
同州のアフマド・ラジフ州首相によると、何者かが使用済みの油25リットルを大きなビニール袋に詰めてビーチに投棄。油はビーチ沿いの海面300メートルにわたって拡散し、海水の表面が真っ黒になった。
観光客やダイバーなどが手作業で油を除去し、同日夕方にはきれいになったようだ。
同島はウミガメの産卵地としても有名で、環境への影響を懸念する声も出ている。州当局は観光客に人気の5島(レダン島、プルヘンティアン・ブサール島、プルヘンティアン・クチール島、ラン・トゥナー島、カパス島)のビーチなどを監視していく旨も付言した。(Mtown)