2016年の汚職容疑逮捕者932人
2017.01.13 政治・社会反汚職委員会(MACC)は3日、2016年に汚職関連で逮捕された容疑者が932人に達したことを明らかにした。このうち、12月15日現在までに起訴されたのは258件に上る。
MACCのアザム・バキ副委員長によると、汚職容疑による逮捕者数は年々増えており、2013年は509人だったのが、2014年は552人、2015年は841人だった。このため、同副委員長は「2016年は大きな成果を上げた年だった」と評価した。
MACCはまた、内国歳入庁とも提携しており、汚職容疑で押収された現金などを同庁に返金している。昨年は全国で2億リンギ押収されたが、そのうち約70%が返金されたという。
今後も汚職に対しては手を緩めない方針で、汚職に関わっている公務員に対して警告を発した。(Mtown)