汚職容疑の公務員 半数は40歳以下
2017.04.05 政治・社会反汚職委員会(MACC)は8日、2014年から2016年までの汚職容疑で逮捕された公務員のうち半数以上が40歳以下であったことを明らかにした。
2年間の公務員の逮捕者数は2329人。全体の54%を占める1267人は40歳以下だった。MACCは、スマートフォンなど金額のかさむライフスタイルに埋没することが原因と分析。給与が少ないにもかかわらず、若い公務員が高い携帯電話や高級車を購入しているという。
MACCは先進国入りを目指す2020年までの3年の間に公務員の汚職を完全に撲滅することを目標にしており、今後も積極的に摘発するとしている。
事務次官が逮捕された地方・地域開発省では、主要幹部の異動は、数年おきに行うこととし、同じ役職は最長6年までとすることに決めた。(Mtown)