巡礼用飛行機また遅延 250人が1週間以上待ちぼうけ
2016.12.23 政治・社会サウジアラビアのジェッダに巡礼のため5日に出発する予定の巡礼者250人が1週間以上にわたって待ちぼうけている。
当初は今月5日の出発予定だったが、6日に変更。この日も変更されて8日に設定された。しかし、このあとも10日、12日、14日と2日毎に出発予定を組まれたが、ことごとくキャンセル。民間航空局(DCA)によると、原因は巡礼ツアー専門のイーグルエキスプレス航空(本社:ダマンサラ地区)がサウジアラビアでの着陸許可を得ていなかったようで、同航空もその理由がわかっていない模様。
待ちぼうけをくらわされている巡礼者らはスランゴール州ニライのホテルに滞在。巡礼ツアーを組むアル・ファジャー・トラベルは「1週間以内に出発できるよう努力する」と巡礼者に語ったのみだったという。
DCAなど航空当局は事態を重く見て、必要であれば法的措置を取るとしている。
巡礼ツアーに関しては今月4日にもマレーシア航空が巡礼者600人を3日間待たせる事態が発生したばかり。(Mtown)