KLで大規模デモ、「ブルシ」支持者4万人参加

クアラルンプール中心部で11月19日、市民団体などの連合体「ブルシ」がナジブ首相の退陣を求めて大規模なデモが行われた。マハティール元首相ら約4万人が参加した。反ブルシで首相支持の「赤シャツ隊」も市内で集会を開き、2500人が参加した。中心部への幹線道路を封鎖するなどして厳戒態勢を警察が取ったため、大きな混乱はなかった。
警察によると、同日に「ブルシ」と「赤シャツ隊」の双方で15人ほど逮捕し、このなかには「ブルシ」幹部のマリア・チン氏も含まれている。また、デモには子ども連れもいたことから2012年平和裏集会法に抵触する可能性があるとして警察は捜査を開始した。
また、「赤シャツ隊」のなかには無人小型機ドローンを飛ばしていた者やパラン刀など武器などを所持していた者もおり、それぞれ逮捕した。（Mtown）