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8月単月のデング熱患者数増加か

2016.09.09 政治・社会
保健省は8月30日、同月第3週(14~20日)に感染したデング熱患者数が2190人を記録し、前週比で約12%増となったことを明らかにした。最も感染者数が多かったのはクアラルンプールとプトラジャヤで88人(前週比53%増)で、次にスランゴール州84人(同8・7%増)となり、クランタン、ペラ、ジョホール、パハン、ペナン、トレンガヌの各州でも軒並み増加した。8月単月の感染者数は前月比を上回るとみられる。   8月の感染者数が増えたのは、感染源の増加数と比例しているようだ。同月第3週の感染源箇所が698カ所を記録し、前週の635カ所から増えている。この傾向は昨年にも見られた傾向で、同省は感染源の除去に力を入れている。感染源は特に建設現場や事業が中断している工事現場などでも多く、こういった場所の水たまりで蚊が多く発生。建設業界開発委員会(CICB)など関係省庁とも連携を図りながら、蚊の一掃に努めている。   なお、今年1月から8月20日までの感染者総数は7万1590人で、前年同月比8・5%減。死亡者数も162人と同比25%減っている。(Mtown)
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