副首相 テロは国内でもありうる
2017.06.02 政治・社会ザヒド副首相は5月25日、前日にインドネシア・ジャカルタ東部で発生したテロ事件を受け、マレーシア国内でも今後テロ攻撃が起こりうるとの見方を示した。
副首相はジャカルタのほか、タイ南部やフィリピン南部のミンダナオ島で起きたテロ事件は、国際テロ組織「イスラム国」(IS)のマレーシア人戦闘員ムハンマド・ワンディ容疑者が4月末に死亡したことと関連していると説明した。
副首相は治安に関して警察や治安当局に国民が任せきりであれば、英国・マンチェスターのような爆破事件も国内で発生する可能性もあると語った。
治安当局は今後も国内各地でテロ防止対策を強化する。8月と9月には東南アジア競技大会(SEAゲームズ)とASEANパラゲームズがあることから厳重な体制で臨みたいとも副首相は述べた。(MTown)