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DNA鑑定で正男氏と確認 子供からサンプル採取

DNA鑑定で正男氏と確認 子供からサンプル採取

2017.04.05 政治・社会
【クアラルンプール共同】マレーシアのザヒド副首相は15日、北朝鮮の金正男氏殺害事件で、マレーシア警察が正男氏の子供から採取したサンプルを基にDNA鑑定し、身元を確認したと明らかにした。正男氏には息子のハンソル氏をはじめとする複数の子供がいるが、どの子供からのサンプルかは言及しなかった。
北朝鮮は殺害されたのは北朝鮮国籍の男性「キム・チョル」で正男氏ではないと主張、マレーシア側と対立している。
マレーシア警察のカリド長官は10日、身元を正男氏と最終確認したと発表したが「証人の安全」確保を理由に方法を明らかにしていなかった。
韓国の情報機関、国家情報院によると、正男氏の家族に関しては、北京に本妻と息子、マカオに別の女性と息子ハンソル氏や娘が住むとされていた。
ハンソル氏を巡っては、同氏を名乗る男性が「父親が殺された」と話す動画が投稿サイト「ユーチューブ」に投稿された。同氏は安全な場所に身柄を移されたとされる。
マレーシア警察や地元紙によると、正男氏は家族の肖像などを刻んだ2種類の金のペンダントをしており、それらの所持品や体の入れ墨、顔のほくろといった身体的特徴も身元確認のための重要な補強材料となっていたことが15日までに判明。
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