教育省の英語教授センターのアブ・バカール・センター長は8月31日、国内の英語教師4万人のうち約半数の英語のレベルが準上級者であることを明らかにした。
センター長によると、欧州での外国語学習ガイドラインであるヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に照らし合わせると、52%が優れた言語運用能力をもつ上級者(C1レベル)で、残りが実務に対応できる準上級者(B2レベル)だという。2020年までにはすべての英語教師のレベルをネイティブとかわらない熟練者(C2レベル)に引き上げたいと語った。現在も英語教師に対する英語研修を続けている。
センター長は、特に地方では英語を使う機会が減るためにレベルが下る傾向があるとも述べた。
同センターは同日、ケンブリッジ英語検定と提携を結び、英語教育改革(2015~2025)を開始した。この改革ではマレーシア人を東南アジアで最も英語がうまく話せるプログラムを導入することを目的としており、英語教師のレベル引き上げや効率的なカリキュラムの作成、学習資料の改善などを盛り込んでいる。(Mtown)
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