ジカ熱感染者、首都圏で8人目を確認
2017.01.03 政治・社会保健省は18日、スランゴール州プタリンジャヤで8人目のジカ熱感染者が確認されたことを発表した。
感染者は67歳男性で、11月28日に熱、めまい、下痢のため、医療機関で治療を受けた。ここではデング熱の検査をしたものの、陰性と出ていた。しかし、男性の症状は回復がみられず、12月9日に国立衛生保健研究所(MKAK)や医療研究所(IMR)で血液検査をした結果、ジカ熱の陽性反応が出たという。
男性は発症する前の11月14日から28日までクアラルンプールやスランゴール州シャーアラム、ペラ州にいたことが確認されており、訪問先はすべて蚊の駆除活動を行った。
マレーシアでは8月にシンガポールから帰国した女性が初めてジカ熱に感染したことを確認して以来、7人が感染。東マレーシア(ボルネオ島)も含めて全国で感染者が出ている。(Mtown)