政府 北朝鮮国籍300人を強制送還に
2017.05.03 政治・社会出入国管理局は18日、サラワク州で不法滞在していた北朝鮮国籍約300人を強制送還措置にすることを明らかにした。
同局のムスタファ・アリ局長によると、183人は就労許可証を取得せずに就労していたとして同州出入国管理局に出頭。また、就労許可を取って労働していたものの、期限切れでそのまま働いていた117人も当局に申し出た。
同局はこれら不法で働いていた北朝鮮人を段階的に強制送還させる。
金正男氏が2月に暗殺されて以降、両国関係は悪化。北朝鮮は労働者をマレーシアに送り込んで、外貨獲得の手段としてきたが、マレーシア政府は不法労働者に対して、法律に基いて厳しい措置を取る方針をこれまでに示していた。(Mtown)