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2018年以降はF1開催せず=観光相

2016.12.02 政治・社会
ナズリ・アジズ観光文化相は11月22日、スランゴール州セパンで開催されるフォーミュラ1(F1)グランプリを2018年以降は実施しないと発表した。グランプリ開催の契約期間が2018年までとなっており、それ以降は更新せずに、F1レースからは撤退する。
同相はカイリ青年・スポーツ相とも話し合って合意を得たと語った。契約を更新しない理由として「費用がかさむ上に得るものがない」と説明。グランプリには毎年3億リンギがかかっており、スパンサーキットの入場者数も年々減ってきている現状を指摘した。
マレーシアでのF1グランプリ開催はマハティール政権下の1999年に始まった。当時は日本以外のアジアでの開催国はマレーシアが初めてとなり、注目を浴びた。また、シンガポールも2008年から開催しているが、こちらもコスト高で撤退を検討している。(Mtown)
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