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各地で煙害を観測 一部で不健康レベル

2016.09.09 政治・社会
マレーシア国内各地で8月29日、煙害(ヘイズ)が観測され、大気汚染指数(API)が一部で「不健康」レベルに達した。   「不健康」レベルに達する100を超える指数が観測されたのは、スランゴール州タンジュン・マリムで121。「不健康」レベルに近い数字が観測されたのは、クアラルンプール市のチュラス地区(94)や同州ニライ市(91)だった。プトラジャヤやプタリンジャヤは70台だった。   ジュナイディ天然資源・環境相は28日、今年のヘイズは昨年ほど悪くはならないだろうと改めて述べた。インドネシア政府が監視を続けているほか、エルニーニョ現象の終了のためと説明した。   インドネシア政府は野焼きの取り締まりを強化しているものの、奏功していないもようだ。スマトラ島の6州が8月末までに非常事態宣言を発令している。特にリアウ州での野焼きが激しく、その灰がマレー半島を襲っている。(Mtown)
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