EPF、定年後の5年間も積立可能に
2016.11.15 政治・社会従業員積立基金(EPF)のシャフリル・リザ最高経営責任者(CEO)は3日、来年1月1日から定年の55歳時以降もEPFを積み立てられる「ゴールド口座」(Akaun Emas)を導入することを明らかにした。
現行では55歳時に全額引き下ろせるが、さらに積み立てたい場合は「ゴールド口座」(Akaun Emas)に自動的に移行し、満60歳に引き下ろせる。現行通りに55歳時に全額引き下ろすことも可能で、定年時に選択できるようになる。
シャフリルCEOは「マレーシア人の多くは55歳以上になっても働いているため、60歳時に下ろせる制度を導入することを決めた」と理由を説明した。
55~60歳までのEPFからの配当率はこれまでと変わらない。(Mtown)