KL中心部に観覧車付き高層ビルを建設へ

不動産開発のM101ホールディングスは、クアラルンプール中心部に78階の高層ビルを建設し、52階部分に世界で最も高い観覧車を設置するプロジェクトを始める。同社は18日に建設業者に中国華西建築公司に指名したことを発表した。
建設される場所は昔ながらの住宅などが並ぶカンプン・バル地区。2019年末までに完工予定で、総工費は14億リンギ。高層ビルの地下にはMRTのカンプン・バル・ノース駅も開通させる。50～52階部分を商業施設とし、世界初の高層商業施設を備える。また、高層ビルの高層階にはアジア初のプラネット・ハリウッド・ホテルが入居する。最大の目玉は52階部分に立つ観覧車で、高層ビル上に設置する観覧車としては世界初となるようだ。観覧車自体の高さも220メートルと現在建設中のドバイ・アイ（210メートル）を超える世界一の高さを目指す。
同社はこの建物を建設することで、クアラルンプールの新しい観光地にもしたい考えだ。（Mtown）