再生タイヤ業者 3分の1は違法営業
2017.03.13 政治・社会マレーシア・タイヤ再製造協会は1日、国内には90の再製造工場があるが、そのうち30社は認可されていないことを明らかにした。チン・ホンメン会長が述べた。
使われたタイヤを再生するには政府機関である技術研究機関シリム(SIRIM)の認可が必要で、基準となる「MS224ー2005」の取得が義務付けられている。しかし、約30社はこれを取得せずにタイヤを再製造しているという。
同会長は、再製造のタイヤによる死亡事故の割合は全体の3%以下とし、新品のタイヤでさえも車の規定の積載量を超えれば事故につながると指摘した。
運輸省は先に国内で2カ所の違法なタイヤ再製造工場を摘発。タイヤ480本と「MS224ー2005」のステッカー約1300枚を押収していた。リアウ運輸相は「基準に沿っていない再生タイヤにより多くの死亡事故が発生している」と非難していた。(Mtown)