出入国管理局職員4人 架空のビザ申請料請求で逮捕
2017.01.23 政治・社会反汚職委員会(MACC)は10日、架空の査証(ビザ)申請料を外国人に請求して私腹を肥やしていたスランゴール州の出入国管理局4人を逮捕した。うち2人は女性だった。
地元紙によると、外国人国籍の障がい者がマレーシアでのビザを申請する際は原則無料となっているが、1人につき申請料200リンギを請求していたとしている。同局の内部文書でも偽造を行い、巧妙に工作していた。2014年から100万リンギを稼いでいたとみられる。
MACCは他の州の出入国管理局でも同様のケースがあるとみており、詳細を明らかにしていない。今後、他州でも逮捕者が出る可能性が出てきている。(Mtown)