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内相 留学生ビザは14日以内に発給へ

2017.02.06 政治・社会
ザヒド内相は1月21日、留学生ビザの発給日数を現在の30日以内から14日以内に短縮したことを明らかにした。19日の高官レベルの会合で決定した。ビザ発給を迅速化するため、内務省は出入国管理局に同省職員10人を追加して派遣する。
同省はビザ申請を受けた後、申請者が国際刑事警察機構(インターポール)の容疑者リストに載っていないかを確認する。載っていない場合はビザ発給許可を出すが、正式にビザを発給するまでの間は仮のビザも発給することにした。また、留学生の両親や保護者に対してもビザ発給を可能にすることも政府は決定した。
留学生ビザ発給にあたっては、数年前に高等教育省下で設立された非営利団体「教育マレーシア・グローバル・サービシズ」(EMGS)が学校側と出入国管理局の間に入ってビザ申請取扱業務を請け負うようになった。ここがネックになって円滑な発給がなされておらず、現在も4000件の申請手続きが滞っているという。
同相は、ビザ発給の迅速化の理由として留学生だけでも年間50億リンギ余りを国家経済に寄与していることを挙げた。(Mtown)
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