コーラン朗唱国際大会、マレーシアが優勝

毎年ロシア・モスクワで開かれる第17回コーラン朗唱国際大会（9月22日～25日）で、マレーシアから出場した、スルタン・イスマイル・プトラ大学のアブドラ・ファフミ講師が優勝し、賞金5000米ドルを獲得した。
今回の参加国はサウジアラビアやバーレーン、インドネシアなどイスラム教徒が占める30カ国。2位はイエメンで3位はバーレーンだった。
優勝したアブドラ・ファフミ講師は「イエメンやバーレーン、イラク、イラン、トルコの参加者はきれいに朗唱していた」とコメントし、大会は激戦だったようだ。
この大会は2000年に始まり、断食月（ラマダン月）に行われていたが、2007年からは海外の参加者にも門戸を開き、毎年行われている。聖典『コーラン』すべての知識を問われた後にメインの朗唱が競われる。