いけにえ用の牛が暴れ、数人が負傷
2016.09.28 政治・社会サバ州コタキナバル市で12日、イスラム教の犠牲祭のいけにえ用の牛が路上で暴れ、数人が負傷する事故が起きた。1人は重傷を負った。
ハリヤラ・ハジで祝日であったこの日にイスラム教徒の間では動物を1頭犠牲にする習わしがある。同市リカス地区ではこの日午前、路上の木に牛をつないでいたが、それがほどけ、牛が逃走。付近住民は確保しようとしたが、牛は殺されるのを察知していたためか、住宅地内を数時間にわたって逃げまわった。
牛は写真を撮ろうとした男性に突っ込み、この男性は重傷。警察や消防も駆けつけ、確保しようとしたが失敗。その後、同州の野生動物局職員が麻酔銃で仕留め、牛は持ち主に返されたという。(Mtown)