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ジカ熱発症3人目 ジョホールで妊婦が感染 シンガポールでは流行の兆し

2016.09.19 政治・社会
スブラマニアム保健相は7日、ジョホール州在住の女性(27)がジカ熱に感染したことを明らかにした。この女性は渡航歴がなく、同州内で感染したとみられる。女性は妊娠4カ月目で、ジカ熱に似た症状が出ていたために病院で検査したところ、陽性だった。   女性の夫はシンガポールで働いている。すでに血液と尿検査を済ませたが、ジカ熱反応は出なかった。   また、保健省は3日、サバ州コタキナバル在住の男性(61)がジカ熱に感染し、その後に心疾患で死亡したことを明らかにしたばかりだった。海外渡航歴がないため、同州で感染したとみられる。マレーシア国内で感染が確認されたのはこれが初めてだった。   男性は8月27日に発熱し、クリニックで受信したが、翌日に他の病院で検査したところ、ジカ熱と診断された。男性はその後、容体が悪化し今月3日に心疾患で死亡した。同省は男性の自宅周辺などの蚊の駆除活動を行った。   マレーシアではシンガポールから帰国したスランゴール州クラン市在住の女性がジカ熱に感染したことを1日に同省が発表し、立て続けに感染者が出ている。   また、シンガポールのジカ熱感染者は8日現在で292人が感染し、流行の兆しが出ている。特に東部のアルジュニやゲイラン、サイムズ・ドライブ、ブドック・ノースの各地区で感染者が集中している。同国政府は上記地区を中心に蚊の徹底的な駆除活動を展開している。(Mtown)
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