ジョホール州の工場6軒、廃水基準を満たさず

ジョホール州保健・環境委員会のアユブ・ラフマト委員長は11日、州内の工場6軒が2012年に規定した廃水基準を満たさずに川に流し続けていたことを明らかにした。同州の環境局はすでにこれら工場に対して警告を発し、3カ月以内に改善させるよう命じた。改善されない場合は営業許可を取り消すとしている。
同州では6月に工場から濃度の高いアンモニアが川に流れ出し、3カ所の浄水場を閉鎖。これに伴い、12万世帯が3日ほど断水となった。 同委員長は「廃水基準を満たしていない工場はまだある」とし、河川沿いのすべての工場は8月23日までに工場運営の申請をするよう強く求めた。これに伴い、無許可で営業している工場を摘発したい考えを示した。（Mtown）