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ジョホール海峡で貨物船衝突 油300トンが流出

ジョホール海峡で貨物船衝突 油300トンが流出

2017.01.13 政治・社会
ジョホール州パシール・グダン港沖合で3日午後11時50分ごろ、貨物船2隻が衝突し、燃料油約300トンが流出した。
衝突現場はシンガポールのウビン島西側で、シンガポール船籍の貨物船「ワンハイ」とジブラルタル船籍の貨物船「APLデンバー」が衝突。「APLデンバー」の燃料油タンクが壊れ、油が流出したという。ジョホール州港湾局(JPA)が事故を発見し、シンガポール海事港湾庁(MPA)に通報した。両当局は即座に油の回収作業に入った。
油はシンガポール側のビーチにも到達。チャンギ・ビーチには大量の油が打ち寄せ、同国政府はこのビーチを閉鎖した。このほかパシール・リス・ビーチやプンゴル・ビーチにも油が到達したが、翌日には清掃が完了した。
現場一帯の油を完全に除去するには一週間はかかるとみられている。(Mtown)
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