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川のワニに噛まれて生還、周辺住民は震撼

2016.09.02 政治・社会
クランタン州コタバル市東南部のゴン・ケテレ村で8月21日夜、付近の川で漁業用の網を掃除していたイブラヒムさん(58)が左太ももをワニに噛まれる事件が発生した。付近では近年同様の事件が発生していないことから村民らは震え上がっている。   イブラヒムさんは友人3人らと川にいたところ、突然襲われた。噛まれた後に必死に逃げようとしたところ、噛み付いているワニから何とか逃れることができ、川岸に懸命に這い上がったという。左太ももは20センチにのぼる傷跡となった。   イブラヒムさんは付近にワニが生息しているのを知っていたものの、これまで問題なかったことから心配はしていなかったという。   襲撃された現場付近の5つの村の住民2000人は以後、川に近寄らなくなった。村民の一人ルシャイディさんは、事件前の19日にも川でワニを発見。「丸太かと思ったらワニだったので驚いて逃げた」と語った。   この事件をうけて、同州の野生動物局は付近にワニを捕まえる檻2つを設置。10人体制でワニの捕獲に全力を挙げている。(Mtown)
写真:ワニに噛まれて負傷したイブラヒムさん http://www.utusan.com.my/berita/nahas-bencana/lelaki-tumbuk-8232-cucuk-mata-buaya-1.374139
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