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サバ州沖合で再び、7人を誘拐

サバ州沖合で再び、7人を誘拐

2016.10.07 政治・社会
サバ州東海岸ラトゥ・ダハ市沖合で9月27日夜、誘拐事件が立て続けに2件発生した。地元民とみられる計7人が誘拐された。
東サバ防衛司令部(ESSCOM)長官がこれを認めた。
サバ州警察によると、ボートに乗って武装した6人組が同日午後9時50分頃に27人搭乗していた釣り船を拿捕。乗客の携帯電話など一切を盗み、船長を誘拐した。また、その後この6人組は19人が乗った釣り船を襲い、エンジンやコメ、現金などを奪った。乗客8人はインドネシア人で、彼らも誘拐されたもようだ。
犯行はこれまでの経緯からフィリピン南部の過激派組織「アブサヤフ」の犯行とみられている。マレーシア政府は2014年からこの地域一帯に夜間航行禁止令を出して取り締まっているが、上記の釣り船2隻は禁止令を無視して航行していた。(Mtown)
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