ブキジャリル・スポーツ施設 7月に第一期分完成
2017.01.06 政治・社会スランゴール州ブキジャリル・スポーツ・コンプレックスの第一期工事を7月に終わらせる。8月19日から31日まで開かれる第29回東南アジア競技大会に間に合わせる。
第一期工事は同大会で使用される会場4カ所を中心に行われている。ブキジャリル・ナショナル・スタジアム、プトラ・インドア・スタジアム、全国水中・水上競技センター、全国ホッケースタジアムで、このほか大規模な広場やブキジャリル駅などからスポーツ施設敷地内に入るまでの道路整備などを行っている。
工事を請け負っているマレーシア・リソーシズ・コーポレーション社は、同施設で出場選手たちが練習する7月までの完工に自信を見せている。同社は昨年の中頃あたりから工事を開始し、1日23時間毎日工事を続けてきている。
第一期分の総工費は5億リンギ。第二期は2018年初頭から始まり、トレーニングセンターやレハビリテーション・サイエンスセンター、公園、コンベンションホール、商業施設を施設内に作る。政府は「KLスポーツシティー」と呼び、スポーツ活動の拠点としたい考えだ。
なお、マレーシアの東南アジア競技大会の主催国としては6回目で、8月31日の最終日は独立記念60周年と合わせた盛大な閉会式となる予定。(Mtown)