大型クロコダイルを確保 体内から人体

サバ州コタマルドゥのカンプン・ランコン川で12日、4・5メートルにおよぶ大型のクロコダイルが確保された。10月第1週目に付近で28歳の男性が行方不明になっており、クロコダイルの体内を調べたところ、腕と足が出てきた。
男性が襲われたとの話を聞き、クロコダイル・ハンターのリムさん（67）は、男性が行方不明となった現場付近を訪問。リムさんの経験から、クロコダイルは「エサ」を捕まえたところに再び戻ってくることが多いため、捕獲用のエサを約12センチの手製の釣り針につけて仕掛けた。4日間待った末、クロコダイルはエサに食いついた。岸辺に運ぶまで格闘は3時間におよび、最後は目を塞いで体を縛り上げた。
トゥアラン・クロコダイル・センターで確保したクロコダイルを解剖したところ、胃から腕と足が発見され、その後遺族のもとに返されたという。（Mtown）