LRT3号線事業始動、4年後の完工目指す
2016.09.02 政治・社会スランゴール州バンダル・ウタマからクランを結ぶLRT3号線建設事業が8月24日、正式に始動した。建設は2017年初頭に始まり、2020年8月31日の完工を目指す。
この事業は全長37キロで、26駅を設置。うち5駅が既存の駅と接続し、10駅で駐車場が作られる。総工費は90億リンギ。
式典に参加したナジブ首相によると、2020年までに首都圏の人口は1000万人にまで膨れ上がる。渋滞を解消するためにも新しい公共交通機関が必要で、3号線は200万人が利用できることになる。
また、公共交通機関の利用者数を増やすため、9月16日からラピッドKL(バス)やLRT、モノレールを午前6時から午前7時に利用する人は、現行運賃の50%割引となる。この割引で毎日利用する50万人の利用者が恩恵を受けられるとしている。(Mtown)