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逮捕されたサバ州高官、海外にも多額の資金

2016.10.21 政治・社会
10月4日に反汚職委員会(MACC)に逮捕されたサバ州高官2人が海外に3000万リンギに及ぶ資金を隠し持っていたことがわかった。
逮捕されたのはサバ州水道局のアグ・タヒール局長とテオ・チーコン副局長でともに現職。テオ容疑者は2900万リンギ、アグ容疑者は100万リンギを3カ国の銀行口座に預けていたという。
MACCはこれまでに40人の事情聴取を行い、連邦政府から水道事業向けの予算33億リンギの執行内容などを捜査している。
この事件では両容疑者の事務所や自宅などを家宅捜査した結果、5200万リンギ超に上る現金が出てきたほか、土地の権原証127枚なども発見され、汚職容疑で押収された金額は過去最高を記録。海外の銀行口座で発見された金額も含めると総額で1億5000万リンギを超える。(Mtown)
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