マラッカの犬飼育禁止措置、愛犬家が抗議
2016.10.04 政治・社会隣家と壁で挟まれている一戸建て住宅(テラ スハウス)住民を対象に、マラッカ州政府が犬を飼うことを禁止すると発表。1週間以 内に処分するよう求めた。これに対して愛犬家は激しく反発、呼び掛けに応じて6千人以上が24時間内にオンライン反対署名を行なった。
これまでは隣人の了承があれば飼うことができたが、新規則では一戸建て住宅では3頭まで、連棟式住宅では2頭まで、一方の壁だけ隣家と接している角のテラスハウスでは1頭まで許可するが、両側の壁で接しているテラスハウスでは許可しないとなっ ている。
マラッカ市評議会は、「新規則がすでに 2013年に発効していたがこれまで実施を 保留していた」として唐突な実施でないこ とを強調した上で、2013年以前から許可 証をとって飼われている犬には適用しない と反論。しかしその後も反発が収まらない ことから、関係各機関との間で対策を検討 するまで当面保留する考えを示している。