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外国人の和食料理人コンテスト、マレーシア人が金賞

2017.01.06 政治・社会
日本の農林水産省主催の外国人による日本料理コンテスト「和食ワールドチャレンジ2016」決勝戦が12月15日に東京で開催され、海外和食料理人ナンバーワン(金賞)をマレーシアのチョン・チェン・ロン選手(31)が獲得した。
チョン・チェン・ロン選手は、クアラルンプール(KL)の寿司店「織部」のシェフ・アシスタント。銀賞はオーストラリアのショーン・プレスランド選手(45歳)、銅賞はタイのソンクラーン・コムニュー選手(35歳)が獲得した。
チョン・チェン・ロン選手が仕上げたオリジナル作品は「アカムツのけんちん焼き」。豆腐や冬野菜をアカムツで包み焼いた料理。今回は冬野菜を使うことが条件で、芯をくり抜きやわらかく煮たカボチャを詰めたゴボウを添えながらも、彩りや食感にバラエティーを持たせることを意識して、あえて枝豆の天ぷらも加える工夫も見られた。味だけでなく、あしらいを含めて、トータルで完成度が高かったことが高評価に繋がった。
「和食ワールドチャレンジ」には、26カ国・地域(米国、英国、イタリア、イラン、インド、インドネシア、豪州、韓国、シンガポール、スコットランド、スリランカ、タイ、台湾、中国、ネパール、パキスタン、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、フランス、ブラジル、ベトナム、ベルギー、マレーシア、メキシコ、ルーマニア)から、205作品の応募が寄せられた。一次、二次審査を通過した10人が決勝に参加した。日本料理の基本と言える「一汁一菜」。味のほか、調理中の包丁さばきや出汁のとり方、手際などを審査した。審査では、出場者によるプレゼンテーションを行い試食が行われた。
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