高速バスで痴漢 乗客が男を取り押さえ

ジョホール州ジョホールバル発バトゥ・パハ行きの高速バスの車内で4月30日、乗客の男が女性の体を触って痴漢行為をしたとして他の乗客が身柄を確保する騒ぎがあった。
被害に遭った女性のよると、同日午後6時ごろに車内でまどろんでいたところ、後ろの座席の男が女性の腰を触ってきた。男をにらみ返すと、男は目をそらして何事もなかったような顔をしていた。
女性はその後、再び眠りに入ったが、胸のあたりを触られているのに気づいて眼をあけると、その男は大胆にも女性の隣に座って触っていた。女性は悲鳴をあげ、運転手と乗客全員に痴漢行為を訴えた。男は途中下車して逃げようとしたものの、乗客が阻止。その後、非常用出口から男はいったんは外に逃げたが、乗客や周辺住民が男を取り押さえて、警察に突き出したという。
警察署に一緒に行った女性は被害届を同州警察に提出。警察は事件があったことを認めているものの、逮捕の有無などを明らかにしていない。