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中部マラッカの警察署長2人 汚職容疑で逮捕

2017.05.29 政治・社会
反汚職委員会(MACC)は17日までに中部マラッカ管区の警察署長2人や現職警察官4人を汚職容疑の疑いで逮捕した。警察官のうち1人は賭博撲滅の部署に所属していた。
容疑者らは同州ジャシン郡の違法な賭博場やマッサージ屋から「保護」を名目として金品を受け取っていた疑い。16日には贈賄の容疑を掛けられた民間人3人も逮捕された。
警察署長2人の関係先からは現金26万リンギ以上が押収され、また容疑者全員の銀行口座には約46万リンギがあり、これらは口座が凍結された。逮捕されたジャシン郡のシャイク・アブドゥル・アジズ郡署長は4月に違法賭博のシンジケートを摘発したと発表していた。
MACCはほかにも関与した者がいるとみて捜査を続け、現職警察官のさらなる逮捕もありえる可能性も出てきた。(Mtown)
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