保健省 喫煙規制強化の法案を提出へ
2017.04.10 政治・社会保健省は3月27日、来年にも喫煙規制を強化する法案を議会に上程することを明らかにした。現行のタバコ製品規制法では喫煙の習慣を抑制する効果があまり見られないことから法改正をすすめたい意向だ。
同省は、喫煙年齢を現行の18歳から21歳に引き上げることやタバコのパッケージを無地にしたり、レストランでの販売禁止、タバコ関連の一切の広告の禁止などを法案に盛り込みたい考えだ。
同省のヒルミ・ヤハヤ副大臣は、これまで同省が禁煙キャンペーンを続けているが、喫煙者数があまり減っていない現状を指摘。同副大臣はまた、世界保健機構(WHO)が、喫煙者数減少のため、現行のタバコ一箱あたりの金額から75%の引き上げを求めていることも明らかにした。政府が金額引き上げを実施した場合、現在の金額17リンギから21・50リンギとなる。(Mtown)