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環境相、「川沿いの工場などは移転を」

環境相、「川沿いの工場などは移転を」

2016.10.21 政治・社会
ジュナイディ天然資源・環境相は11日、飲水の水源となる川沿いにある工場や住宅を移転させるべきだとの見解を示した。川の水質汚染で浄水場の稼働がストップし、大規模な断水措置が続いていることを受けての発言。
同相は「特定の州のことを言っているではない」とし、全州の各政府に対して川沿いの工場などを移転させるなど適切な措置を取るよう求めると語った。
同相によると、全国の川沿いにある工場の件数を把握するための調査を近く実施する。
7日夜には首都近郊の水源となるパハン州のスマンタン川で汚染物質を発見。これに伴い、浄水場の稼働を止め、クアラルンプール市内のチュラス地区全域など30万世帯以上で2日間の断水となった。同省は川沿いにある2つの工場に疑いを向けている。9月末にも首都近郊で川での汚染物質の発見で1週間にわたる断水となった。(Mtown)
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