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二輪車用自動出入国システムをジョホールで導入

2016.12.09 政治・社会
ジョホール州からシンガポールに出入国する二輪車の交通渋滞緩和のため、マレーシア内務省は11月30日、二輪車向けの自動出入国システム(M-BIKE)を導入した。対象はマレーシア国籍の人のみ。導入されたのは同州のスルタン・イスカンダル税関・出入国管理・検疫コンプレックスとスルタン・アブバカール・コンプレックス(セカンド・リンク)の2カ所。前者には100レーン、後者には50レーンで同システムを利用できる。
旅券は自動審査で1人あたり8~10秒ほどで完了。これまでの審査より5秒ほど短縮された。同省は同システムの導入でこれまでの渋滞より50%緩和できるとしている。
同省によると、ジョホール州からシンガポールへは毎日約25万人が出国。うち二輪車での出国は14万5000人で、東南アジア地域で最も多忙な国境となっている。(Mtown)
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