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ミャンマー政府 マレーシアへの労働者派遣を凍結

2016.12.16 政治・社会
ミャンマー政府は7日、マレーシアへの労働者派遣を凍結すると発表した。凍結日は6日からで期間は明らかにしていない。
ミャンマー労働省のマウン・マウン・キアオ事務次官は凍結理由について「安全が確保されないため」と説明。同国国内の派遣業者に対して送らないよう指示を出したという。
ナジブ首相はミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャが迫害されているとミャンマー政府を批判。同国政府はこれへの対抗措置として凍結を打ち出したとみられる。
国連難民高等弁務官事務所によると、マレーシア国内にはミャンマー出身の難民が13万5000人以上おり、うち5万5000人はロヒンギャとみられている。ミャンマー政府はロヒンギャを自国民と認めておらず、バングラデシュからの移民だとしている。10月9日にバングラデシュとの国境の警察署が襲撃され、警察官9人が殺害されて以来、ミャンマー政府はロヒンギャを少なくとも86人殺害し、3万人以上がバングラデシュに逃れている。(Mtown)
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