国民のカルテ 5年以内にデータベース化へ

スブラマニアム保健相はこのほど、マレーシア国籍の医療カルテを5年以内にデータベース化して公私立の病院がアクセスできるよう整備することを明らかにした。国民の健康管理を強化させるためで、どの病院に行っても過去の病歴などを記したカルテを医師が見られるようにする。
同相によると、糖尿病患者数は年々増加しており、2015年の患者数は1986年比で3倍増加。また、高血圧や高コレステロール値をもつ2015年の患者数は2006年で倍増している。上記の病気と診断されていない隠れ患者も多くいるとみられ、データベース化して予防措置も講ずることができるようにしたい考えだ。（Mtown）