新路線のMRTのSBK線一部が16日に開通 1カ月は運賃無料

MRTのスンガイ・ブロ－カジャン（SBK）線の一部が16日、開通した。開通したのはスランゴール州スンガイブロ駅からブキ・ダマンサラ地区のスマンタン駅の全長21キロの12駅。
券売機でチケットを購入する場合の料金は1駅分の1・2リンギからでスンガイ・ブロ駅からスマンタン駅は3・9リンギ。プリペイドカード「タッチ＆ゴー」での支払い金額は1駅分では変わらないが、2駅分から安くなる。現金払いとの最大差額は50セント。なお、「マイ・ラピッド」カードは当面使えない。1月16日までは同路線と同路線の駅に接続するバスの運賃は無料となる。
新設された駅は次の通り。スンガイ・ブロ、カンプン・スラマット、クワサ・ダマンサラ、クワサ・セントラル、コタ・ダマンサラ、スリアン、ムティアラ・ダマンサラ、バンダル・ウタマ、タマン・トゥン・ドクター・イスマイル（TTDI）、フィレオ・ダマンサラ、プサット・バンダル・ダマンサラ、スマンタン。
また、スンガイ・ブロ、クワサ・ダマンサラ、クワサ・セントラル、バンダル・ウタマ、プサット・バンダル・ダマンサラの5駅では駐車場約3500台分を完備。入庫は一律4・3リンギ。フィレオ・ダマンサラ駅でも近く駐車場を開設する。
SBK線はスンガイ・ブロ駅からカジャン駅全長51キロの31駅。残り19駅は来年7月に開通予定で、すでに95％完成している。スンガイ・ブロ駅からカジャン駅までは所要時間1時間半、コタ・ダマンサラ駅からブキビンタン駅までは30分となる。今回開通したスマンタン駅の隣駅はミュジウム・ヌガラ駅（来年開通）はKLセントラル駅とも接続される予定で、ダマンサラ地区の往来がより便利になる。（Mtown）