国内最高の展望台 ペナンで18日にオープン
2016.12.16 政治・社会ペナン州ジョージタウンの高層ビル「コムター」の68階部分が18日に展望台としてオープンする。国内では最も高い展望台となる。建物からはみ出したガラス張りの「レインボー・スカイウォーク」も設置され、新たな観光地として注目を浴びそうだ。
コムターは65階建ての多目的コンプレックスとして1974年にオープン。建物内は小売店やバスのりば、ペナン州事務所が入り、ペナンでは最も親しまれているビルの一つ。
娯楽施設などを運営するオンリー・ワールド・グループ社は2012年に5階分のフロアーのリース契約(契約期間は45年間)をビルの管理会社と締結。ビルの最上階はもともとヘリポートだったが、同社幹部は景色の素晴らしさに圧倒され、ヘリポートを取り潰して3階分を建て増した。この3階部分は娯楽施設にするようで、同社は18日まで明らかにしないとしている。
注目を集めそうなのがガラス張りのスカイウォークで、高さ約240メートルに設置。米国のグランドキャニオンのスカイウォークと同質のガラスを使い、安全性についてもマレーシア科学大学(USM)などにも確認してもらったお墨付きだという。スカイウォーク上からはジョージタウン北側などを一望できる。(Mtown)